クライム(とろ)さんより小説「アイリスストーリー2015」



001『チョコになったアイリス』

 冬の寒さが身に染みる頃。今日も日が暮れ、夜には空が真っ暗になる。 「今日もひどく疲れたぜ…」  ハンターの仕事を終えてハンターベースに戻ったゼロは自室へ向かって歩いている。 「ん?」  なんだろう、オレの部屋の付近からチョコレートのようなほわほわと物凄く あまぁい香りがする。部屋からのこの香りは疲れた俺には癒しを感じさせる。 不審に思ったものの、ゼロはドアを開けて部屋の中に入った。すると…、 「おかえりなさい」  アイリスが玄関前の床に女の子座りでお辞儀をしてきた。 「ア、アイリス…!」  これは、一体なんということだろう。全身チョコレートに身を包まれた アイリスが服を何も着ないで小さいシールとピンクのリボンだけをつけた状態で ゼロを出迎えてきたではないか。 「どうしたんだい、その格好は…?」 「あの、その…、ゼロに喜んで欲しくて」  アイリスは照れながら答えた。 「私、変じゃない、かな?ゼロ」  こんなバレンタインは初めてだ。胸と股のところに小さなハートマークの シールが貼ってある以外は生まれたままの姿である。  豊満な胸がゆらゆらと揺れており、腰がきゅって締まってて細いのにおしりが こんなにも大胆に悩ましい。まさにボンッキュッボーーーンである。  おしり全体が大きく真ん丸になるほどの豊満な肉付きのよさ。採れたての果実の ようなみずみずしさ。丸く滑らかなラインが清楚で綺麗な曲線を描いている。 (いつの間にこんなに発育したんだ…)  もうすっかり大人の女性のそれである。 (オレより体重が軽いのにこんなに豊満なんて…。おしりやお胸に栄耀がたくさん いっているということなのだろうか…。両方ともに90cm以上はあるか…?)  呼吸する度にふるふるふると艶めかしく滑らかに大きく揺れるおしりやお胸の お肉。胸の所に貼ってある小さなハートマークのシールが今にも剥がれ落ちそうである。 揺れるお肉が生々しい。こんなにむちむちしたごちそうを目の前に出されて、 いけないことを考えざるを得なくてむらむらした気持ちになってしまう。  オレは一体どうすればいいんだ…。 (こ、このままじゃ、おら、どうにかなっちまいそうだぁぁぁあああ!!!!)  見ているだけで頭の中がとろとろになっちまう…。  はあはあ、息が。そうだ、目を閉じるんだ、そうすれば少しは冷静に…。  ぴとっ。  ん? 「うあああああ!!!」  アイリスの手が優しくゼロの手に触れてきた。  目を閉じても触覚センサーまではシャットアウト出来ない。 「ゼロに私を包んでいるチョコを全部食べてほしくて…」 「いや、しかし…」 「今日はバレンタインだから…、ゼロに食べてほしいな…」  純粋であどけない表情で言われてゼロは胸がときめいた。ドキドキが止まらない。 オレも男だ、覚悟を決めなければ…! 「いただきます」  覚悟を決めたゼロは、アイリスのふるふるとしたおしりのほっぺに口づけをした。  その後少しずつ確かめるようにアイリスを包んでいるチョコをたっぷりと堪能して 召し上がったのだった。
  ELITE HUNTER ZERO